くみやすのブログ

くみやすの日常や考え事を書くブログ

人付き合いと美容室

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人とのちょうどいい距離感をつかんで、気持ちよくお話できるようになるまで1年間はかかる。
まずその人のひととなりや生活してきた環境、物の考え方、性格等々を把握する。どこまで踏み込んでいいかのライン引きを決める。そしてやっとストレスなくおつきあいができるようになる。 ここまでに約1年間。
なので、学生の頃はクラスの友達とはあまり仲良くなれずに、部活の友達とばかり遊んでいた。(クラス替えがあったため)

…とここまで相手のことばかりだけど、改めて考えてみると、全部自分の問題のように感じることもある。
「どこまで踏み込んでいいのか」とはつまり「どこまで知られていいのか」ということなんじゃないか。
私のひととなりや生活してきた環境、物の考え方、性格等々。相手にどこまで知られていいのか、どこまで踏み込ませていいのか。
結局、「この人は私を受け入れてくれるのか?」これを判断するためには1年間必要なのだ。私の場合では。

けっこう臆病者だと思う。でもこれだけ時間をかけて仲良くなった人とは、今でも長いつきあいをしてる。だから、私にはどうしてもこの時間が必要なんだと思う。

こんな私が苦手な場面は、美容室に行くときだ。美容師さんは商業柄、プライベートなことを聞いてくる。
初めて行った美容室で、お仕事なにしてるんですか、ご出身はどこですか、ご結婚はされてますか、趣味はなんですか、など。
そこまで親しくもないのに、なんでそこまで教えなきゃなんないの。私はあなたに私の情報を渡したくない!と心の中では反発しまくってるけど、無視するのも何なので仕方なく話す。
この葛藤が、美容室が苦手な理由。
ただ、今まで単なるおしゃべり好きなんだと思っていたけど、これらはヘアスタイルを決めるにあたって必要なことらしい。面倒くさがりな人にはセットが容易なヘアスタイルを、こだわりがある人には個性的なヘアスタイルを提案するために。
このことを知ってからは、美容師さんに対して抵抗感は少なくなったけど、苦手意識がなくなったわけじゃない。最近引っ越したばかりなので行きつけの美容室を見つけなきゃいけない。やっと前の美容師さんと仲良くなりつつあったのに。はぁ…。

というわけで、次に髪を切りに行くのが憂うつなのです。
(なんか、最初に書きたかったことと趣旨が変わった気がする)