くみやすのブログ

くみやすの日常や考え事を書くブログ

フラミンゴと愛の言霊

サザンオールスターズの「愛の言霊」と米津玄師の「Flamingo」が、好きなんです。なんか酔っ払いながら歌ってるような感じが似てるなと感じるけど、どう?

それぞれの曲から、思いついたお話を書き残しておく。※歌詞の考察ではなく、単なる思いつき。

 

 

愛の言霊

かつて物書きを目指したが、夢破れ今はサラリーマン。結婚して子どもも生まれ、現在はそれなりに幸せに過ごしている。

今日は妻と子どもは出かけていて、久々にひとりの夜を過ごしている。たまにはのんびりと酒を飲もうと日本酒を持ち出した。ふと窓の外を見ると、月がとても綺麗だった。月を眺めながら一杯やるのも乙なものだなと思い、ベランダに出てちびちびしていた。

ぼうっとしていると、昔のことを思い出した。ああ、こんな日に気の利いた小話なんかを考えていたことがあったなぁ。どんな話だったかなぁ。自分のことだから、ひねりすぎて、結局意味の分からない出来栄えだったろうなぁ。…どれ、今でもなにか思いつくかな? とにかく思いついた言葉を並べてみようか。

なかなか上出来じゃないか。特に深い意味なんかはないが、耳に心地いい。お、もう帰ってきたのか、おかえり。いやぁ、久々に日本酒なんか飲んだから、ちょっと酔ったみたいだ。なあ、少し面白い話を考えたんだよ、聞いてくれるかい?……(終)

 

 

「Flamingo」

肉体労働で日銭を稼ぎ、夜の街をさまよい歩く日が続いている。宵越しの銭は持たねぇ、なんて粋がってみるが、いつも心はすさんでいる。なぜなら、ここは自分の本当の居場所ではないからだ。

少し前まで、高名な噺家の弟子をしていた。才能と努力で、周りからも一目置かれる存在となっていた。真打ちまでの道のりを順調に歩んでいたのに、あの女のせいで。

あれは、学生時代の悪友と飲みに行ったときだ。それまで夜の店は付き添いで行く程度で、自分にはあまり関係のないところだと思っていた。一番大切なのは落語だった。だが、悪友の行きつけの店に足を踏み入れたとき、世界がガラッと変わった。ステージで女性が踊っている。光り輝く唐紅の髪飾りに、浅紅の衣装。最初から少ない布を、一枚、一枚剥ぎ取っていく。目が、離せなかった。

そこから、堕ちるのはあっという間だった。師からは勘当され、仲間は寄り付かなくなった。彼女に夢中だった。金も時間もつぎ込んで、店に通った。でも彼女は手に入らない。ただ、冷ややかな目で見下ろすばかり。

もう、あの店には通っていない。だからといってもとの場所には戻れない。アルコールで鈍った頭でその日暮らしを続けている。どうだ、落ちのない話だが、笑ってくれるかい?(終)

 

 

 

なんつって。言い訳すると、サラリーマンの日常も、ストリップ劇場も落語家の師弟関係も全部想像なんで、実際はどうなってるのか知らない。言い訳終わり。

カラオケで歌いたいんだけど、どっちも難しいんだー。