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カラマーゾフの兄弟 アリョーシャがかわいいというだけの話

注意)「カラマーゾフの兄弟」のネタバレになるし、私の思い込みと想いに溢れた内容となってます。

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今読んでるのは光文社から出版された、亀山郁夫さんが訳者の本。3巻の途中まで読んだ!ドミートリーが父親殺しの件で取り調べを受けているところ。

ドミートリーは置いといて(ひどい)、アリョーシャの萌えポイントだけ、書きたいことだけ書きます。

 

・2巻の前半部分。リーズから受け取ったラブレターについて、真剣にお返事しているところ。

若い2人の恋愛っていいね!しかも幼なじみだって。

リーズが、お手紙を渡したのはいいもの、後から恥ずかしくなって「やっぱり返して」とアリョーシャに言ったとき、アリョーシャは「部屋に置いてきたから今は持ってないよ」と返すのね。でも!本当はポケットに入ってた!お手紙を返しちゃったらリーズからの告白が無かったことになるのでは?と思ってわざと「持ってないよ」と言ったのかな。

で、リーズが「やっぱり手紙なんて渡すんじゃなかった」と後悔しているところに、「ぼくたち結婚するんですよ」って…!

現時点での一番のきゅんきゅんポイントですわ。

 

・リーズが最初登場してときは、ウブなアリョーシャをからかうお茶目な女の子、という印象だったけど、ラブレターの内容は可愛らしくて。「本当はずっと前から好きだったのに素直になれなくて」といった感じ。言葉では言えないからお手紙にしちゃうところがまた可愛らしいんだけども…!

 

・3巻のはじめ。尊敬してやまないゾシマ長老が亡くなり、その後の周囲の人々の掌返しに打ちのめされたアリョーシャが、ちょっと意地悪なラキーチンに誘われるまま「そのサラミもらうよ」「ウォッカもいこう」と言っちゃったときはドキドキした。ああ、この子やさぐれてなんでもしちゃいそう!とすごく心配した。

そのあと魅惑の美女「グルーシェニカのところに行きましょう」なんて言った日には…!グルーシェニカは(あの潔癖なアリョーシャ坊やを誘惑してやろう)なんて考えているからね!リーズはどうするの?って。私半泣きよ。

 

・結局はアリョーシャの天使具合が勝つんだけどね。アリョーシャは誓いを守ったし、グルーシェニカはかつての恋人のもとに旅立ったし、めでたしめでたし!(現時点ではね)

 

近所にこんなかわいい年下の男の子がいたら、愛でるわー、という気持ちでいっぱいです。

 

今のメインは長男のドミートリーなんだけど、この人情緒不安定なの?ってくらい話を膨らませてきたり泣き出したりするから疲れるー。

けど、なんだかんだで目が離せないところがまた。アリョーシャとは別方向で愛されてるんだよなーこの人。

はやく続きが読みたいな!