だから、こんなブログでもだらだら続けている。
私は熱しやすく冷めやすい性格で、一度ハマったものに対してすべて知っている状態になりたいと思ってしまう。期間限定とか、特典映像とか、ここでしか見られない、とかね。そういうのを知らない状態でいるのが嫌だ、と思ってしまう。でも、すべてを網羅するためには時間もお金もかかるし、結局中途半端になって、そのうち熱も冷めてきて、飽きてしまう。
で、近頃は消費する側ではなく、何かを生み出したい欲求に駆られている。端的に言えば、何かしらの作品を残したいと思っている。それで、文章を書いてみたり、絵をかいてみたり（インドア派なので、そっち系です）するけど、そうすると自分より上の人々が目に入ってくる。職業として作家や絵描きをしているでもなく、普段は会社員で、趣味で活動してます、ていう人たち。しかもやたら上手。そこで私はすでに「負けた」って感じてしまうのよね。そもそも勝負すらしていないのに。素直に、すごいな、と思えないのはタイトルにも書いた変な欲求があるせいじゃないのかな、なんて。
今までだってそういう気持ちには何度もなったことはあるけど、30歳も過ぎてこの感情に振り回されるなんて、しょうもない気になる。浅ましいなって。だけど、性格ってそんなに変わらないから、一生この気持ちは引きずっていくんだろうという気はしてる。
この感情はどこから湧いてくるのかな。「すべてを知りたい」というのは独占欲？ 「すべてを知りたい」が極まったら「生み出したい」になるんだろうか。作品の生みの親って最高の独占だもんね。独占したい一方で他の人に「認められたい」っていうのは矛盾しているようにも感じるけど。認められるためには知られる必要があるでしょう。
しかも、ちやほやされたい、だからね笑 誹謗中傷は無しで誉め言葉だけが欲しい。最高にわがままで笑っちゃうよ。
少なくとも、人に認められるためには継続することが一番。認められるまでやり続ける事。これが大事。だけど続けることってホント難しい。いくらやっても飽きないことに出会えるのはホント幸せなことだよ。好きこそ物の上手なれ、継続は力なりってね、その重さを実感してる。下手の横好きかもしれんが。
ちょっと今日は、そんな卑屈な気分です。
